カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

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タモリ倶楽部的地味系マニアックさ😊 【電磁波とはなにか】

こんにちは、カタツムリ系です🐌

「見えない波を見るために」なんて、サブタイトルで謳っています。だいたい、電気💡の波がイチイチ目に見えたら、うるさくて仕方ありません💦またまた、タモリ倶楽部的な、地味でマニアックなトピックの始まりです💦

電磁波とはなにか―見えない波を見るために (ブルーバックス)

電磁波とはなにか―見えない波を見るために (ブルーバックス)

 

出典はアマゾンさん。

 

 

 

入門テストから始まります💦手も足も出ないとはこういうこと💦

P-15

1本の電線に電流が流れた時、この電線から電波が放射されること、中学生にも分かるように簡単に説明しなさい(電線の両端は切れています)

ある有名会社の入社試験でだされたという前提での問題。ちなみに、この本は、1984年刊行です。

ずばり、手🤚も足🦶もでないのですが、この本を読むとおいおい分かってくるようです💦この、おっとりした、簡単そうで意外とマニアックな出題の仕方、まさしく、タモリ倶楽部チックです。ソラミミストが出演される「空耳アワー」のオトボケ具合に共通点があるのではなく💦毎回のメイン・テーマの地味っぷりと、マニアックさが似ています😊。ちなみに、タモリ倶楽部は、1982年放送開始だとか。この本と、ほぼ同い年💦

タモリ倶楽部(たもりくらぶ)とは - コトバンク  

 

光は、電磁波の仲間

ガンマ線も、ベータ線も、マイクロ波も、短波も全部電磁波ですが(これらは、如何にも「電磁」波っぽいのですが💦)なんと光も、仲間なんだとか。目に見えない点以外は、あんまり共通点を感じませんね💦

発見したのはマクスウェルという物理学者の方で、しかも数学的に傑出した才能あったとか。

マクスウェルとは - コトバンク

 

なんとも出来過ぎた「電気と磁気と光」の方程式

  •     電気の力を算出するのに必要な係数の「誘電率(ユウデンリツ。ε=イプシロンという文字で代表されてます)」と↓
  •     磁気の力を算出するのに必要な係数の「透磁率(トウジリツ。μ=ミューという文字で代表されてます)」を使って↓
  •      それらから、方程式を解いていくと、光速cが算出されて↓
  •      c = 1 ➗ √με

という、なんともシンプルな方程式に収斂するとか。

電気の力を算出するのに必要な係数のεと、磁気の力を算出するのに必要な係数μをかけて、平方根をとって、その逆数をとると、光速cと同じ答えがでるようです😊電気を調べていると

  •      電流が磁界を生み↓
  •      同時に、磁界が変化すると電流を生み↓
  •      電気と磁気は一体(電磁気)として認識すべきことが分かり↓
  •      さらには、電磁気は光の仲間

であることが分かったなんて、なんとも出来過ぎた話し!!個人的には、割と衝撃的でした💦

 

冒頭の問いの答え

P-189に模範解答があるのですが、正直、よく分かりません。なんか、堂々巡りしているような日本語。私が相当分かっていないのでしょう。簡単にサマると

  •    電線に電流が流れるのは、電線の中に電子が動くこと↓
  •    電線は両端が切れているから、電流は直流でなく、電子が電線の方向に振動している電流(←ここがカオス💦。たしかに、本文でも「この辺が中学生には難しい」と書いてあります。どうも、すいません💦)↓
  •     電子は棒に振動を与えますが、この振動が空気中の振動となって伝わることを放射という

まぁ、いつの日か、分かる日もくるのでは?!と楽観的に考えてます。  

 

タモリ倶楽部出演者の人たち

タモリ倶楽部に出演されている、工業系大学の、アマチュア無線部あたりの学生さんなら、ここらあたりのことはキチンと答えられるのでしょうね。さすがです💦私もマインド的には、アマチュア無線部系なのですが、学校の理科の授業の時にも実験が、とにかく、面倒でした。 そういう手間が負担な人間は、アマチュア無線部には向いてなさそうです💦

 

 

また、次回

 

#電磁波とはなにか

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