こんにちは、カタツムリ系です🐌
量子力学という役には立つけど、なんだかモヤモヤしたエリアの先にある「素粒子物理学」。この本の主題です。さらに、モヤモヤを楽しめそうです。
出典はアマゾンさん。
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P-7
原子とか原子核なんかより、もっと小さな単位で、物質を研究する分野。クォークも、そんな小さな小さな単位をとる存在の名称です。この素粒子物理学を専攻されていた方なんていうのは、当然、縁遠い訳ですが、一度だけ肉眼で見たことあります。ツチノコくらい遭遇しにくそうです💦
本書↓の一読後感じるのは
- なんかワチャワチャしていること
- その未整理な分、多めの伸び代
の二点です。「伸び代」なんて、上から目線を私がとれるわけもないので、本書↓から、得た情報です。
P-7
幸いにして日本は素粒子物理学にこれまで第一流の貢献をしてしました
まさに、センター。しかし、
P-189
この本をここまで読まれた読者諸君はおそらく、素粒子物理はモデルの寄せ集めに過ぎず、定性的にもろもろの事実を説明できても定量的に答を出すことができないのみならず、すべてを系統的に導き出せるような根本理論がないという印象をもたれたのではないだろうか
ここで、ワチャワチャ感。でも、謙遜かと思いきや
P-189
このような批判に反駁することは難しい
まぁまぁ、本音のようです。しかし
P-8
さらにおどろくべきことは、極大の世界である宇宙全体の歴史が極小の世界の問題と切り離せなくなったことです
伸び代!!「センター」「ワチャワチャ感」「伸び代」。なんか、有名なアイドル・グループの「売り」のようにも感じます。
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【目次】
- 本の「帯」の「大きさ」が凄い
- クォークのポジション
- やたらとフォーカスされる加速器
- またまたオカネの話
- じゃあ加速器で具体的に何をやっているのか
- で、どんなアウトプットが?
- そして、新規生成された粒子の行方は?
- 最後に
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本の「帯」の「宣伝文句」が凄い
「帯」とは、表紙の上に、巻いてある宣伝用のツール。その文言というのが次の通り。
科学新書No.1
ノーベル物理学者が素粒子物理学の世界をわかりやすく解説!日本の物理学者が必ず読んでいるブルーバックス普及の名作。2008年ノーベル賞
最大限の賛辞と言えましょう😊ちなみに
✖︎ ノーベル物理学賞受賞者
◎ノーベル物理学者
なんですね。「ノーベル物理学者」なんて意味は分かりますが、なんか、軽い感じかします💦
本の「帯」の「大きさ」が凄い
帯なんて、普通、表紙の三分の一なのに、表紙の半分も!結構インパクトあります💦
クォークのポジション
クォークとは
P-23
基本粒子とは現在の時点でのエレメント、すなわち物質を構成する最も基本的な単位
の一つのようです。ほかにはレプトンというのもあります。もっとも
P-25
なんていう説明もありますが、私自身が整理未了なんで割愛💦ちなみに、あと、バリオンとかメソンとかハドロンとか💦いろいろ出てきます。
やたらとフォーカスされる加速器
相当な大規模な装置で、かつ、粒子同士を光速に近い速度でぶつけ合って、実験をするのだの聞いています。しかし、そんなスピードで、クォークみたいな小さいものをぶつけ合って、大丈夫なんでしょうか。いろいろ、壊れたり、変質しそうですが💦しかし
P-44
そこまで重要なんですね💦
またまたオカネの話
P-45
莫大な国家予算を投じて大加速器を建設することに文化的価値を認めうるわけもである
本書は1998年初版。予算取りにこんな強気なんて、今とは相当環境が違うようですね。今は、科学者の方は予算取りでヒィーヒィー言っておられるイメージあります。
じゃあ加速器で具体的に何をやっているのか
P-46
素粒子の実験の根本原理は至極簡単なものである。二個の粒子を衝突させて何が起こるかを見るに過ぎない。
んー、シンプル。
で、どんなアウトプットが?
P-46
衝突の結果、一般にいろいろな粒子が作られる。中には不安定で普通物質の中には見られない粒子も生まれる。
うまく言えないですが、なんか、変なもの、さらには、作ってしまったらマズイようなものも出来てしまうのでは?実際、世界最大の加速器をもつスイスのCERNは、自前でブラックホールを作ってしまう可能性のため、周辺住民から訴えられたことあるとか💦
そして、新規生成された粒子の行方は?
P-46
このような粒子はいったん生成されたあと、ほかの粒子に「崩壊」してしまう。何に崩壊するか、また崩壊するまでの時間(半減期)がどのくらいかは、はじめの衝突反応自体とともに重要なデータ
最初から「崩壊」することは前提なのですね。どのように、そして、どのくらいで崩壊するのかも使い勝手あるのだとか。なんか、静かな不気味さを感じさせる実験具合💦
最後に
やっぱり、ちょっと奇妙です💦
また、次回。
#クォーク
#レプトン
#ハドロン
#メソン
#バリオン