カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【ジェイソン・ボーン】孤独で心優しい戦闘マシーンが防戦に次ぐ防戦を強いられます。そして自分探しの旅は終わらない。ややランボー化💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

帰ってきました😊マット・デイモン演じるジェイソン・ボーン

そのジェイソン・ボーンの最終章。救いのないヒーローが帰ってきたことの安心感と、救いのない環境から逃げられぬボーンの人生のゆくえの切なさ。

前回の記事↓

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【目次】

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おすすめポイント

ランボーっぽく、地下格闘技の世界で生計を立てるジェイソン・ボーンのリラックス度合い

     →CIAの秘密暗殺者養成計画の関係者を

        失脚させ、ひそかに生き延びるボーン。

        生き延びても苦しそうな反面、芸は身を

        助ける?のか、卓越した身体能力で、

        少なくとも人を殺めずに生計を立てられる

        ことに、少しはリラックスはしているよ

        うですね。良かった?!ここらあたりは

        骨の髄まで戦士のランボー↓そっくり。

ランボー 最後の戦場 (吹替版)
 

出典はアマゾンさん。

②なにかとボーンを助けてきたニッキーの見た目が変身

    →今までは、ある種、清楚な感じでしたが、

       急に、ロックに。ギャップは、まずまずの

       インパクト💦

③またまたキレキレのCIA局員ヘザー

    →女性。不思議ですねぇ、女性の方が賢い

       役にフィットするのですね。

       第3作「ボーン・アルティメイム」↓の

       パメラ・ランディと異なり、彼女は、信念

       薄めですが、同時にギラギラの野心家。

       この肩に力が入ったところを、後で 

       ボーンにチクリとやられます。

出典はアマゾンさん。

       

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

作品紹介

ハッキングにより国家のリスクとなる情報にアクセスできた、元・CIA局員ニッキー。彼女はボーンの元を訪れます。

これを察知したCIA局長は二人に執拗に刺客を差し向けます。

CIAは、トレッドストーン作戦、ブラックブライアー作戦、アウトカム作戦に懲りずに、新たな秘密計画を画策しているのでした。

ボーンは、CIA局員で野心家のヘザーと手を組み、その企みを阻止する羽目に陥ります。さらに、ヘザーは、この企みと同時に、ボーンを陥れる機会を待っていました。。。

ジェイソン・ボーン (字幕版)
 

出典はアマゾンさん。

自分探しには、まだ、 大事な側面が隠れていた

事の発端は、秘密暗殺計画トレッドストーン作戦。これには、ボーンは振り回され、最愛のマリーも失うこととなった経験を持ちます。

更には、この計画の立案者は実のボーンの父。ボーンパパはボーンの参加を知って、この計画を阻止しようと意図。しかし、こうした願いは叶わず、逆に殺されることに。この経緯をボーンも知ることに。

なんとまぁ、救いのないストーリー。最愛の女性も父も、国家の秘密暗殺計画に振り回され、そして失います💦

もちろん、常に予定調和を望んでいるわけではないのですが、どこか切ない💦

野心家ヘザーへの、お仕置き

ボーンとの協調行動は成功を収めることに。

しかしボーンを取り込み、CIAに復帰させることも目論んでいた彼女。

それに失敗した時はボーン暗殺も狙う恐ろしい女性。しかし、ボーンと一旦別れた後、車の中で、ボーンが密かに置いていったテープを聞かされることになります。その内容は、彼女が、ボーン暗殺意思を明言するもの💦

ヘザーの生々しい野心とのギャップで、ボーンのスマートな一撃に、ちょっとしたカタルシスが😊

ニッキーの最後のニヤリ

激しい闘争の後、ボーンの生存が脅かされます。

しかし、ニュースから流れる情報に、ボーンの生存を確信するニッキーはニヤリ。

もともと清楚系の女性が、苦難を経た上で、静かにニヤリとする姿は、一見の価値あるほどに、迫力を感じます。

 

また、次回。   

 

#ジェイソン・ボーン

#マット・デイモン

#CIA

#スパイ

「ダ・ヴィンチ・コード」続編【天使と悪魔②】カトリック教会総本山と最先端素粒子を人質にとるワールドクラスの犯罪💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

ローマ・カトリック教会の闇の部分に迫る、この「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ。前回の記事↓に続き、この濃い物語を追います😊

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【目次】

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作品紹介(再掲)

教皇崩御に伴い、次の教皇選出選挙であるコンクラーベが実施されている、ヴァチカンのローマ・カトリック教会

しかし、次期教皇の有力候補である四名の枢機卿ローマ・カトリック教会の上位者)が誘拐され、暗号とともに、脅迫状が届けられます。

この事件の解決に、トム・ハンクス演じるロバート・ラングドン教授に協力が依頼されます。

脅迫状を見たラングドン教授は、科学を信奉してローマ・カトリック教会に迫害されたイルミナティの仕業も疑います。

ローマ・カトリック教会の本拠地であり、信仰の象徴でもある、システィーナ礼拝堂を爆破するに十分なエネルギーを蓄える「反物質」を手に入れた犯人との、ラングドン教授との知恵比べ。しかも、手掛かりとして、ラファエロガリレオ、ベルニーニなど、深い歴史をもつヴァチカンならではの、華やかなネームが連続します。

天使と悪魔 (吹替版)

出典はアマゾンさん。

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

事件解決の手がかりの華やかさ

普通はダイイングメッセージの書かれたハンカチとか、血文字とかです。しかし、ここでは、

など、錚々たるネームの連続。一粒で二度美味しいパターンです😊

 

ヴァチカンを人質にした脅迫と謎比べ。事件の質的重要さは、ワールドクラス💦

犯人は、教皇選挙コンクラーベの最中に、その重要候補の枢機卿と呼ばれるローマ・カトリック教会の上位者を四名誘拐します。さらには、CERNという世界的な素粒子研究所で獲得された「反物質」まで手に入れます。これでローマ・カトリック教会の建物は一瞬にして焼き尽くせるようです。

ローマ・カトリック教会のソフト(人的資源)と、ハード(建物や芸術品などの)を、一挙に手中に収めた、犯人。

という観点で、史上最強の犯罪者な感じもします。

 

教皇を罰する者

科学の行き過ぎを懸念する、敬虔なクリスチャンと、科学に理解を示す教皇。可愛さ余って憎さ百倍の例えの通り、教皇に深い愛情を示す者が、教皇を手にかけます。

という難し過ぎる理由群から、犯行に及ぶ犯人。こうなると、人の愛情も、もはや共感の外に出て、あまりに抽象的に感じます💦

 

大聖堂内の焼身自殺

犯人は、犯行が明るみになり、身体を拘束される懸念が出てくると、礼拝堂での焼身自殺を決行します。

動機、舞台、方法、どれを取っても、あまりにドラマチックな最後。

これが、嘘っぽく映らないのは、ローマ・カトリック教会の、厚みのある歴史を背負った存在感ゆえに違いありますまい😊

 

最後に

この、ダ・ヴィンチ・コードのシリーズは、聖書とかローマ・カトリック教会に関わる、かなりコアな主題を選択されています。テーマがどれも大きいだけに、ちょっと気を抜くと、単なるドキュメンタリーのような、ありきたりな仕上がりになってしまいそうです。

しかし、そんな難しいテーマをきっちり料理されて、しっかりしたエンターテイメントに。満足感の高い作品群でした😊

 

また、次回。

 

#天使と悪魔

#天国と地獄

#トム・ハンクス

「ダ・ヴィンチ・コード」続編【天使と悪魔①】教皇選挙を妨害するのは、科学を武器にする狂信的集団イルミナティ⁉️動機は怨恨⁉️

こんにちは、カタツムリ系です🐌

本作品も、ダン・ブラウンさんの原作ですが、時系列的には、映画と原作では、違いがあるようです。

本作品「天使と悪魔」が、シリーズの最初なのも頷けます。原石と言いますか、一番濃い内容のように思います。

ちなみに、姉妹作品の「ダ・ヴィンチ・コード」の記事です↓ご参考まで。

姉妹作品の「インフェルノ」↓

話はちょっと飛びますが、似たようなタイトルの邦画があります。内容は全然違いますが「天国と地獄」という黒澤明監督作品です↓ご参考まで。

天国と地獄

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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作品紹介

教皇崩御に伴い、次の教皇選出選挙であるコンクラーベが実施されている、ヴァチカンのローマ・カトリック教会

しかし、次期教皇の有力候補である四名の枢機卿ローマ・カトリック教会の上位者)が誘拐され、暗号とともに、脅迫状が届けられます。

この事件の解決を目的に、トム・ハンクス演じるロバート・ラングドン教授に協力が依頼されます。

脅迫状を見たラングドン教授は、科学を信奉してローマ・カトリック教会に迫害されたイルミナティの仕業を疑います。

ローマ・カトリック教会の本拠地であり、信仰の象徴でもある、システィーナ礼拝堂を爆破するに十分なエネルギーをもつ「反物質」を手に入れた犯人との、ラングドン教授との知恵比べ。しかも、手掛かりとして、ラファエロガリレオ、ベルニーニなど、深い歴史をもつヴァチカンならではの、華やかなネームが連続します。

天使と悪魔 (吹替版)

出典はアマゾンさん。

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

おすすめポイント

①繰り返されるコンクラーベ。この緊迫感が共有できれば、もっと、この作品は面白いはず💦

コンクラーベとは、教皇の退位に伴って、次期の教皇を選出する選挙のこと。もちろん、誰でも彼でも参加できるわけではなく、ローマ・カトリック教会の上位者のみのようです。

コンクラーベとは - コトバンク

教皇が不在であることの影響は、あまりピンときませんが、西洋史なんかでは13世紀あたりに「大空位時代」なんていう表現もあるので、見る人が見れば、緊迫感のあるシーンなのかもしれません。

大空位時代(だいくういじだい)とは - コトバンク

 

②容疑者集団「イルミナティ」が登場するべくして登場。大きな事件の背後に必ず現れるという意味では、ルパン三世的?!

→もともとは、かなり前向きな集団だったようですが、時代に合わない急進的な考え方が祟ってか、かなりローマ教会にいじめられたようです。それで、狂信的なまでに過激化したとか。今回も、真っ先に容疑者扱いされることに。

イルミナティ(いるみなてぃ)とは - コトバンク

これもあまりピンときませんが、きっとわかる人には「よっ、待ってました!」という真打ちの登場なのでしょう。大きな事件の背後には必ず一枚噛んでいる、ルパン三世のような存在?!

③人質となった反物質反物質って?!

→突然の「反物質」。分かったような、分からないような言葉💦調べてみると、宇宙には「物質」の「反物質」が常に「対消滅(ツイショウメツ)」という衝突を繰り返しているようです。「対消滅」すると、「物質」も「反物質」もすごいエネルギーを放出しつつ消えて無くなるとか。そういう意味では、今の宇宙は、「反物質」というペアのいない「物質」なのだとか。その莫大なエネルギーが今回のローマ教会向け脅迫の人質になっているとか。

 

いつもだと、ここで、好きなカットやセリフに触れるのですが💦

既に、そこそこの長さになってしまったので、続きは次回に譲ります💦

 

また、次回。

 

#天使と悪魔

#天国と地獄

#トム・ハンクス

#イルミナティ

#ルパン三世

#ローマ・カトリック教会

#反物質

ナチスドイツ的ブラック系お馬鹿映画💦【アイアン・スカイ】月刊ムーを映画にしたような仕上がり😊超B級😊そのブラックさ、少し冷や汗💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

なんと、ノルウェーの映画。かつてヒトラーに攻め込まれ、ナチスには、かなりの負の印象をもつはずのお国柄。

しかし、そんなヒトラーを批判するというよりは、かなりのギャグに仕上げています。ムーチューブ↓でも大絶賛😊

しかも、このお馬鹿映画、シリーズ化していて、合計三本公開しているとか💦本作品は第2作目です。

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【目次】

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おすすめポイント

①かつて大真面目にやっていたことが、時代が変わると、こんなにも馬鹿っぽく見えるもの?!

→「ハイル!ヒトラー」。きっと、その頃のヒトラーは大なり小なり、人々が生きるべき指針であり、希望を体現した存在であったのでしょう。少なくとも一時期は。そんな存在をリスペクトするのは、とても素晴らしいことのはず。しかし、どうして、こんなにも滑稽に見えるのでしょう💦

ナチス残党は月の裏側で生き延びている。斬新💦

→今はただ、この斬新なアイデアに浸りたい😊

アメリカ大統領選挙の人気取り作戦としての、月へのロケット発射。乗組員はモデルさん💦

→今はただ、この斬新なアイデアに浸りたい。ただ、わざわざロケットを飛ばすより、アメリカ政府もしくはアメリカ軍が持っている宇宙人情報の公開のほうが、コスパは良かったような気がします💦

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

作品紹介

大統領選挙のアピール施策として、五十年ぶりの月へのロケット探査が実行されます。

しかし、そこで乗組員が見たものは、ナチスドイツの残党が、新たな文明を月に築いていたこと。

ナチスドイツは勢いづき、逆に地球征服を目指します。

しかし、地球征服に向かったメンバーはなぜか大統領選挙に参加し、そのルックスとシンプルな主張(健康とか信念とか)で大活躍(かつてナチスは健康をとても重視していたと聞きます)。一方、月から生還したロケット乗組員の、ナチスへの攻撃に備えろという訴えには誰も耳を貸しません。

そして、なんだか分からないうちに、ナチスの地球征服の企みは阻止されるが、地球は地球で、勝手に核戦争を始めるのでした💦(なんじゃ、そりゃ💦)

アイアン・スカイ(字幕版)

出典はアマゾンさん。

 

チャップリンの風刺映画も、偉大な作品と見えるらしい

チャップリンとは、映画が無声時代の、大人気コメディアン。

チャップリンとは - コトバンク

作品中、かなり意図的に編集されていたといえ、月面ナチス残党(そう、「月面ナチス残党)と呼びます)には、感動巨編として認識されています。そう言えば、戦争賛美のために作った戦時中の日本の国策映画も、アメリカから見れば、反戦映画に見えたとか。なぜって、みんな、泣いているから。

 

お馬鹿コンテンツにありがちな、無意味なほど格好いい美男子と、あまりに無意味な美女

ここでも、その伝統的なセオリーは守られているのですね。バリバリ正統派の美男美女。そんな人たちがまじめにお馬鹿やるのは、笑える😊

 

コンプライアンスへのチャレンジ

男女の性差とか、肌の色とか、なかなか微妙な、ブラックなパロディでも多い作品。見ている方は、コンプライアンス的な観点で、なんだかヒヤヒヤします💦

 

ドリフ的ともいうべきラストシーン

先にも触れましたが、必死の思いで、月面ナチス残党による地球征服を止めることには成功。しかし、地球のメンツは地球のメンツ同士で、勝手に核戦争を始める次第。「どんがらガッシャーン」のどたばた喜劇の王道をいく作品。ドリフ的。

 

続編について

本作は2018年の作品。2019年には、もっと濃い続編が公開されていたらしい。期待。ちなまに、その続編のお馬鹿トレイラー。YouTubeで見ることができます。その一例を。

この、お馬鹿過ぎるトランプ大統領も一興😊

 

また、次回。

 

#アイアンスカイ

#ナチス

#ヒトラー

#月面

#トランプ大統領

世界最大のベストセラー「聖書」に挑むドキュメンタリー【徹底解明 ダ・ヴィンチ・コード】キリストの恋人を探る、斬新なアプローチ。

こんにちは、カタツムリ系です🐌 

最初にお断りが必要かと思いますが、この記事は「ダ・ヴィンチ・コード」という作品そのものではなく、当該作品があらわにしたミステリーを解明しようとしたドキュメンタリー番組です😊

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【目次】

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まず、「ダ・ヴィンチ・コード」のこと

とは、言わずとしれた、トム・ハンクス主演の大ヒット映画↓

ダ・ヴィンチ・コード(吹替版)

出典はアマゾンさん。

映画化されたくらいなので、当然、原作も大ヒット↓

ダ・ヴィンチ・コード(上中下合本版) (角川文庫)

出典はアマゾンさん。

世界最大のベストセラー「聖書」に真っ向から挑戦する、やや罰当たりな内容は、エンタメとしては、最高に面白く、私も、一度記事化しています↓

しかしながら、アマゾンプライム会員向けに、プライムビデオで閲覧できるようになったので、改めて観てみると、やはり面白い。ついつい、また手が伸びてしまいました。

ちなみに、姉妹作品の「インフェルノ」の記事をご参考まで↓

 

本ドキュメンタリーが迫る、核心のテーマ。ダ・ヴィンチは単なる伝令役

ダ・ヴィンチ・コードというくらいなので、当然、レオナルド・ダ・ヴィンチ(以下「ダヴィンチ」)の暗号に関係していることは間違いありません。

しかし、ダヴィンチは単なる伝令役で、テーマの中核ではありません。

テーマの矛先は聖書にあります。聖書というと、キリストが復活したり、モーゼが紅海を真っ二つに割ったりする「事件」がよく取り上げられますが、ここでは違います。

モーセとは - コトバンク

なんと、キリストが結婚していて、お子さんもいた。お相手は、キリストが救ったことになっている娼婦である、マグダラのマリア。そして、その子孫が生存している!ということ。しかも、本書はフィクションですが、筆者のダン・ブラウンさんが、史実に基づいていると断言していることが、売り上げと炎上を加速したようです。

 

おシャカさまも、ムハンマドさんも、モテたようですが

いまや確認しようがないわけですが、精神的なだけではなく、身体的、例えば、堂々たる身体つきだったとか。宗教の創始者であり、魅力はたくさんあってもおかしくないでしょう。キリストさんも、また、魅力的な方だったのでしょう。

 

妻のマグダラのマリアの職業は娼婦として知られていますが、これは、デマらしい

キリストのことですから、おそらく、職業に貴賎はないと判断されたでしょうが、いずれにせよ、一般に流布している、マグダラのマリアの職業は偽情報らしい。理由として

のです。この情報操作?!は、何か意図があったと勘ぐられても仕方ないところか、と。このドキュメンタリーの中では、キリストが結婚したことを伏せておくために、マグダラのマリアの存在を貶める目的であったという見方が紹介されています。もちろん、賛同しない人も少なくないとか。

 

聖杯伝説

ダヴィンチ作の「最後の晩餐」でも描かれた、キリストがワインを分かち合うのに用いた「杯」の伝説。この「聖杯」のありかは世の人の大きな関心事であり、長い間追求されたとか。そして、中世以来、騎士道の追求とも相まって、大きな物語がいくつも生まれたとか。

聖杯伝説(せいはいでんせつ)とは - コトバンク

本作品でも、かの「聖杯」の鍵を握るのは、マグダラのマリア。ちなみに、スティーブン・スピルバーグ監督のインディ・ジョーンズのシリーズでも、この永遠のテーマが取り上げられています↓

 

最後に、制作元のナショナル・ジオグラフィック社さんについて

ナショナルジオグラフィック社と言えば、視覚的に高いレベルで、世界の出来事や景色を伝えてきた、伝統ある雑誌が本家本元。しかし、テレビ番組制作会社と枝分かれして久しく、本作品は、そのテレビ番組制作会社の手によるものだとか。ら

でも、丁寧な制作スタンスの伝統は受け継がれているようです。

 

また、次回。

 

#ダヴィンチコード

#ダン・ブラウン

#アマゾンプライム会員

#プライムビデオ

#ナショナル・ジオグラフィック

真夏の国での危険な疾走と、清涼剤的なデンゼル・ワシントンのスマイル【デンジャラス・ラン】身体的躍動感。名セリフ。

こんにちは、カタツムリ系です🐌

主役のデンゼル・ワシントン。最近はマイルドな役が多いイメージでしたが、ここでは

○キレのある

○影のある

○迫力のある

人物像を追求。

手放しに賞賛できる、いい感じです😙

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【目次】

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おすすめポイント

①主役デンゼル・ワシントンの身体のキレ

     →別にアクション・シーンのことを言って

        いるのではありません。立ち振る舞いの

        キレの良さのこと。歩く姿が格好いい

         なんて、俳優の、ある種の到達点な気も

        します。

②ストーリー展開のキレ

        →テンポよく、スムーズな、無駄のない

            展開。そうそう、あの映画、非情で

            スピードが極まっている、あの映画、

            ボーンアイデンティティに似てます!

            監督が同じかと思いましたが、別人。

出典はアマゾンさん。

           

③主人公の敵であるCIA責任者の、頭脳のキレ

   →これも、ボーンアイデンティティの設定と

       よく似てます。もしくは、キレの良さを

       突き止めれば、こうなるのか?!

       This is アクションもの!という貫禄。

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

作品紹介

元CIA工作員フロストは、組織を裏切って十年も闘争中。フロストはデンゼル・ワシントンが演じる。

南アフリカでフロストは古い知り合いの諜報部員から極秘ファイルを入手するが、これが、全ての始まり。

見知らぬ傭兵部隊の襲撃。CIAそのものからの追跡。

受け取った極秘ファイルの反社会性を知り、騒動の過程で知り合ったマットと奮闘するフロスト。最終的には、CIAの上層部と対峙せざるを得ない大事件に。

出典はアマゾンさん。

 

極秘ファイルをお金のために、受け取るフロストの、いやらしさ

フロスト演じるデンゼル・ワシントン。その精悍な風貌のせいか、一定の役どころが多いように感じています。

しかし、お金目当てに、古い知り合いから、学費ファイルを受け取る時の、人を喰った、そして舌なめずりするような表情。

人のいやらしいところ💦嘆息💦

 

自ら南アフリカアメリカ大使館に向かうフロストの颯爽さ加減

打って変わって、背筋がピンとして、サクサクとした歩みの運び。

先ほどのいやらしいフロストとのギャップ。こんなに、歩く姿の美しさは、映画「サムライ」のアラン・ドロン以来。

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出典はアマゾンさん。

誰も簡単に死ぬし、傷つくことに。救いはありません。無慈悲。

フロストの言葉。

○逃走中の車の中で

    →「君の敵は俺だけじゃない」

○フロストと心から通じ合ったかに思えた男性との会話で

   →「一日、百の嘘をつけば、みんな信じる」

そして、まじめに生きている人も、そうでない人も、あっさり死にます。特に、なぜ、そうなったかの説明もない。

最近では珍しい、非情で、救いのない物語。

 

また、次回。

 

#デンジャラス・ラン

#デンゼル・ワシントン

#スパイ

#CIA

ダーティーハリーの影と突進力を思わせるベテラン大統領護衛官【ザ・シークレット・サービス】とんがった古株ボディーガードの悲しみ

こんにちは、カタツムリ系です🐌

クリント・イーストウッドが、老境に差し掛かっても、色褪せないパワーを見せ付けます。

いつまでも丸くならない男の、誇りと寂しさが、ひしひし伝わります。静かに泣かせますね😂

念の為、シークレットサービスとは、大統領の警護チームのことです。

シークレットサービスとは - コトバンク

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【目次】

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おすすめポイント

①ベテランのとんがり具合の憎めなさ

    →ベテランがあんまり肩に力入り過ぎると

       滑稽に見えるケースもあるでしょう。

       でも、クリント・イーストウッドだと

       いじらしさと憎めなさで、かえって好感。

②その割には、心に残る深い古傷が伝える哀愁

    →トンガリじいさんという外見との

        ギャップ。急に大人の男の哀愁が

        襲ってきます。

③第二の人生へのステップが、愛の告白という華麗さ

    →トンガリつつ、哀愁漂う帯びつつ、

        やることだけはちゃんとやります。

        伊達に歳をくっていないというヤツです。

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦

 

作品紹介

かつてケネディ大統領警護に失敗したことに、プロとしての心の負い目をもつ、クリント・イーストウッド案じるフランク・ホリガン。

大統領再選キャンペーンに加わり、暗殺予告犯に振り回される。

不運も手伝い、数度警護チームから外されるが、暗殺阻止に執念深く食い下がるフランク。

長年の心の負い目は、いつ拭えるのか。

出典はアマゾンさん。

 

かつての同僚からの、キツいキツいダメ出し。コミカル。

新たに大統領警護チームに入り、自分よりずっと若いチーム・リーダーとやり合います。

自分も年取ったから分かるが、そんなツンケンするな、とチーム・リーダーに諭します。

同じチームで、昔からの同僚に、チーム・リーダーの悪口を言ったところ「お前の方がもっと嫌なヤツだった」と。

なんか、コミカル。

なんか、見ている方が苦笑💦

 

声優が故・山田康雄さん

言わずと知れたルパン三世の声を担当されていた方。

軽快な調子が、耳に優しい。

周囲との丁々発止のやりとりも小気味いい。

栗田貫一さんも真似するわけですね。

 

使命感もさることながら、現場のドキドキの魅力にとりつかれたタイプ?!ダーティーハリーを思わせる。

大統領の演説会場で、暗殺予告犯と取っ組み合いになり、銃を突きつけられます。

警護班と無線で連絡はとれるものの、暗殺予告犯が引き金を引けば、いつでも殺される状況。

それでも、下手すると不敵な笑みさえ浮かべつつ、暗殺予告犯を挑発し、撹乱することに腐心します。どこか、楽しそう。

まさに、ダーティーハリー。犯罪者と紙一重の、ちょっとクレイジーな追跡者の姿は、まさに、クリント・イーストウッドの独壇場。

 

また、次回。

 

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#ケネディ大統領

#暗殺