こんにちは、カタツムリ系です🐌
まさに「お化け」粒子のニュートリノ。なぜと言って
- 宇宙全体を満たすほど大量に存在する
- ニュートリノは人体から毎秒三千個放出される
- ニュートリノは太陽から、一平方センチメートルあたり毎秒660億個放出される
- ニュートリノはほかの物質と反応しにくく、地球を30億個並べてはじめて反応する
という不思議な性質を持ちます。しかし、似た性質をもつ、ダークマターでも重力波とも無関係のようです💦
前回の記事↓
出典はアマゾンさん。
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【目次】
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ニュートリノの邪魔されなさ
P-47
太陽の中心部で核融合によって生じた光は、太陽の表面まで届くのに百万年もかかります(中略)ニュートリノは、太陽内部の物質にほとんど邪魔されることがありません。しかもニュートリノはほぼ光速と同じと速さで進むので、生まれてからほぼ2秒で太陽表面へ
たしかに、この突破力はすごいですね。じゃあ、具体的に、どの程度、宇宙誕生に肉薄できるかといえば?
ニュートリノの最も注目される性質
P-200
宇宙ニュートリノ(中略)もしそれを検出することができれば、宇宙誕生から0.1秒後のことがわかるはず。0.1秒以前は残念ながら、宇宙がより高温状態で、ニュートリノといえども活発にほかの粒子と反応していましたので、生まれた時の情報を覚えていません
宇宙誕生から極めて短い時間内に恐ろしく沢山のことが起こったようです。なので、0.1尾といえども、おろそかにできないとか。たとえば、宇宙誕生からビックバン直前までの、10の
34乗分の1の間に、インフレーションと呼ばれる猛烈な加速膨張があったりしたそうです。
宇宙誕生から0.1秒以前には、どうやってアプローチする?
P-201
初期宇宙から届くメッセージは、ほかにもあります。アインシュタインが一般相対性理論で予言した「重力波」です(中略)もし宇宙開闢から10^マイナス44秒後に「超大統一力」から重力が分かれた
とすると、重力波でも、本当の宇宙誕生まではリーチ出来ないのですね。でも、まぁ、ここまて肉薄できれば、何年のあとには、もっと宇宙誕生に肉薄できそうですね。
まとめ
最後に
古典物理学のヒーローたるニュートンの頃は、自然は単純で美しいものだったとか。
それに比べて、素粒子というのはお行儀が悪く、複雑極まりないとのこと。
その中でもニュートリノの怪しさはトップクラスですが、その代わり、宇宙誕生へ肉薄できる強力なツールだそうですね。
今後は、
に留意して、宇宙論を深掘りできればと思います。
また、次回。
#重力波