カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【7月4日に生まれて】社会派の作品にでると、どうもトム・クルーズはギコチナイ?!

こんにちは、カタツムリ系です🐌

 

以前も、このブログで、触れたことありますが、いわゆる社会派の作品に出演した時のトム・クルーズは、どうにも、精彩を欠きがち。

 

やっぱり、トム・クルーズは、

○直情径行

○友人ファースト

○国家的使命感

で、突っ走る青年でなくては。

 

 

おすすめポイント
 

①やっぱり独立記念日は、アメリカ人に

    とって、特別な日らしい

      →1776年なので、もう200年以上前。

 

          逆に、アメリカは、まだ、200歳程度

          なのですね!

 

           日本は、2600歳台らしいです。初代神武

           天皇即位の日を紀元節として定めている

          ようです。

 

紀元節(きげんせつ)とは - コトバンク

 

          有名な航空母艦もインディペンデンスと

         いう名前が付いていたり、特別な思いが

         あるらしい。

 

インディペンデンスとは - コトバンク

 

         やっぱり「革命」を経ていると、足腰が  

         強くなるのかも。そう言えば、フランス

         も1798年の革命を経ているので、革命に

          ついては、一家言あるらしいです。 

 

フランス革命(フランスかくめい)とは - コトバンク

 

②だんだん、爽やかさと品を失うトム・

    クルーズ

      →下品な雰囲気も、ちゃんと出せてますが

          ちょっと、後味悪い。演技としては

          成功しているのかもしれませんが。

 

③夢が皮肉な形で叶うという、なんだか、

   意地悪なエンディング

    →トム・クルーズの映画には、あまり

        出てこない、意地悪で皮肉なテイスト。

       夢との対比で、さらに浮き彫りに。

       

      観客を喜ばすというより、芸術性に

      こだわった?!

 

 

トリセツ)

私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」と

いうところを、スナップ・ショット的に

ピック・アップしていきます。

 

なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅

しないことも💦

 

 

作品紹介
 

トム・クルーズ演じるロニーは、平均的なアメリカの中流階級出身で、真っ直ぐな男の子。

 

当時のケネディ大統領の演説に心打たれ、自由主義を守るための自己犠牲の精神に、心酔する。

 

成人後、ベトナム戦争に参加。過酷な現実に心を病み、そして、自らも半身不随の身となる。

 

そんな苦労を経たロニーにも、ベトナム戦争帰還兵というだけで、世間は冷たい扱い。身体も心も、蝕まれた続けます。

 

辛酸を舐めたロニー。かつての自分の信念を変え、戦争が誤りであると確信。折からのニクソン大統領就任に対抗して、戦争反対の声を大勢の観客の前で叫ぶことになります。

7月4日に生まれて (吹替版)

7月4日に生まれて (吹替版)

 

出典はアマゾンさん。

 

独立記念日アメリカ国民として誇りを持って祝うトム・クルーズ

 

星条旗。国家。アメリカン・ドリーム。

 

全ての人に、夢と希望と正義を与えてくれそうな、アメリカ合衆国

 

もちろん、演出とはいえ、ここまで、完成度が高いと、やはり、アメリカというだけで国家への忠誠心を大事にしている人は多いのだろうなと思います。

 

そんな使命感を帯びた若者を演じさせたら、トム・クルーズは無双です。

 

虫を食べるトム・クルーズ

 

そんな高邁な使命感と国家への忠誠心に燃える若者も、身体も心も打ちのめされると、品下っていきます。

 

自堕落なオジさん達が、芋虫?のような、食べ物に適さないようなものを、ムシャムシャ口にする下品さに、苦々しい思いをしてきた、トム・クルーズ演じるロニー。

 

いまや、彼自身が、芋虫を口に運びます。

 

ヤケになったマインドセットを表すのに、芋虫を食べるという演出は、かなり、印象的。

 

成功し過ぎて、後味は悪い。。。。

 

 

シニカルなエンディングを迎えるトム・クルーズ

 

トム・クルーズ演じるロニーは、母親から、大衆の前で喝采を浴びながら演説する様を期待されていました。

 

それが実現!!

 

しかし、国家への夢破れ、身体を壊し、半身不随となり、心を病んだ経緯をもつに至った彼。

 

彼が愛する母親の夢を叶えた形にはなりましたが、彼が憧れ、そして彼を裏切った、アメリカ合衆国とその戦争を、告発する演説です。

 

本当に、胸千切れそうです。。。。

 

普段、笑顔モンスターだけに、トム・クルーズが悲しい役柄を演じるのは、悲し過ぎます。。。

 

また、次回。

 

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