こんにちは、カタツムリ系です🐌
1960年代まで栄光に酔ったアメリカ。そう言えば、その当時をレポートした「ベストアンドブライテスト(最良にして、最も賢明な)」という本もベストセラーに。
ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (Nigensha Simultaneous World Issues)
- 作者: デイヴィッドハルバースタム,David Halberstam,浅野輔
- 出版社/メーカー: 二玄社
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本
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出典はアマゾンさん。
その反面、1970年代というベトナム戦争に代表される苦悩の時代性か、映像から伝わる雰囲気は、とても、カサカサしてます。
そんな時代性を丁寧に反映した、カサカサした、非情な物語。
だからでしょうか、この映画を表すには、こんな単語群が、すぐ浮かびます。
- 渋い
- パワフル
- 容赦なし
- 正論
- 悪人は、飽くまで悪人
- 当時のサンフランシスコというか、アメリカの治安の悪さは、恐ろしい
一言で言うと「非情な格好良さ」です。
面白い!!
【目次】
おすすめポイント
①決め台詞 make my dayの切れ味
→いまどき、決め台詞があるのはアイドルか
少し古めで、セーラームーンくらいですが
1970年代当時は、まだ、スタンダード
だったよう。
「Make my day」は、相手のお陰で
楽しい一日だった、というくらいの、お礼
を意味する言葉。
②気軽にマグナムをぶっ放す迫力
→マグナムは、ダーティーハリー愛用の
どデカイ拳銃。
アメリカテレビドラマの「24」は大ヒット
しましたが、コンプライアンスを守るよう
に見えて、しょっちゅう打ち合って
ました。
弾数こそ少ないけれども、マグナムを
ぶっ放すシチュエーションは、かなり
放任主義。
しかも毎回本気。
ルール無視で、かつ、本気。そりゃ、
怖いでしょう💦
③犯人のサイコ度合いが真に迫ってます
→オタクとか、社会が真っ当と見なす人間像
から、少しでも外れた層へは、かなり
冷たかったはずの時代。人種差別も然り。
それゆえに、そうしてはじき出された人の
リアクションも激しいのは、容易に想像
出来ます。
そのせいか、犯人のクレージーさは、真に
迫ってます💦
トリセツ)
私こと、カタツムリ系的に「ここだ!」というところを、スナップ・ショット的にピック・アップしていきます。
なので、必ずしも、全体を丁寧に網羅しないことも💦
作品紹介
何事もやり過ぎで、上から目をつけられているハリー・キャラハン刑事。通称ダーティーハリー。
犯人から殺人予告あり、ダーティーハリーが、身代金の受け渡し役に。
コンプライアンス上は強引な捜査と自白の強要で、一旦は捜査から外されるダーティーハリー。逆転劇は期待できるのか。
出典はアマゾンさん。
そう言えば、ダーティーハリーもルパン三世も、声優さんは同じですね。
マグナムを不敵な笑いで褒める。コマーシャリズムもチラホラ。
ダーティーハリーは、チンピラに言い放ちます。
this is a 44 magnum, the most poweful handgun in the world, and would blow your head clean off." (この銃は、44マグナム。世界最強の拳銃だ。お前の頭なんか、きれいに吹き飛ばしてしまう)というセリフが。
これはこれで、やらかし型のイケイケの刑事さんのセリフとしては、迫力ある仕上がりになつまています。
「44 magnum」は、スミスアンドウェッソンという銃器会社の製品。もっと映画がパワーのあった頃。セールスプロモーションとしての効果は抜群だったようです。
ちょっと、いやらしい感じ💦
スミス・アンド・ウェッソン[会社](すみすあんどうぇっそん)とは - コトバンク
ハンバーガー屋さんでの、哀愁ある食べ方
お行儀よく、席には座ったりしません。
緊急時に備えるためなのか、とにかく落ち着いていられないのか、一人でスタンディングで食べるために用意された小さなテーブルに、肘をついて、ハンバーガーにありつく、ダーティーハリー。
その哀愁。
ハンバーガーの食べ方で、オーラを出せる人は、クリント・イーストウッドくらいかな。
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