カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

80年代のトリセツ?!【バック・トゥー・ザ・フューチャー 】スニーカー・スケボー・エレキギター

こんにちは、カタツムリ系です🐌

この映画にでてくる主人公は、時空を超え、命を脅かされるという試練を経ても、ちっとも成長しません。80年代が反省しない時代、もしくは80年代は反省するより「前に進め」的な時期だった?!

80年代の特徴?!

スニーカーとかエレキギターとかスケボーとか。色々調べてみると起源は必ずしも80年代ではないようですが、80年代に大きく花開いたようです。
ゴキゲンな?!メロディラインとギターテク↓

そんなに、しっかり把握しているわけではありせんが、当ブログでは、あまり80年代のものは扱っていないと思います。あるとしたら、じゃりン子チエ↓くらい?!

 

80年代は等身大だけど、同時に、少し背伸びの時代?!

じゃりン子チエの原作は70年代ですが、アニメは80年代。ガラは悪いけれど、元気な女の子の話。たしかに、反省はしない人ばかり💦

じゃりン子チエ同様、とにもかくにも、等身大のSFストーリーです。ヒーローのいない映画。これも80年代的?!

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【目次】

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映画の話になると芸人さんは、この映画好きと言ってます

この作品と「ダイ・ハード」が芸人さんでは、人気とか。

ダイ・ハード (字幕版)

出典はアマゾンさん。

ダイ・ハードも、これも80年代公開のようです。

最近耳にしたのでいえば「欅ってかけない」のMCの土田さんとか、澤部さんが、この映画、大好きと褒めてました。

もう一つの、80年代の雄「ダイ・ハード」だと、

  • ①ヒーローはさえない存在↓
  • ②たまたま、ヒーローが試練にさらされる↓
  • ③ヒーローが急ピッチで成長する

と、いう、割に王道の展開をちゃんとふまえてます。

でも、この映画の主人公のマーティンはちっとも変わりません。

いつまでも人間臭い、普通のヒト感が漫才やコントに通ずるものある!?

とすると、芸人さんに受ける要因としては、

  • ①人間臭さ
  • ②とにかく、バダバタ
  • ③伏線無く、めちゃめちゃシンプルなストーリー仕立て

なような辺りですね。まぁ、こうしたジャンルなら80年代じゃなくても制作されてはいそうですが💦しかし、こうした、必ずしも新味があるテイストではないものの、洗練されず、荒削りであるのが、魅力なのかも。

そう言えば、同じく80年代作品である、ダイ・ハードも、当ブログで扱ったことないようですね。

 

作品紹介

風変わり、しかし、本当はかなり優秀な科学者ドクと、冴えない高校生の主人公マーティンが過去にタイムトラベルする話。80年代だけに?!タイムマシンに関するウンチクも結構用意されています。例えば、80年代には既にかなりの進展を見せていた量子力学っぽい内容あたりも💦

こうまとめると、びっくりするくらいひねりのないストーリーですね💦やっぱり、80年代は勢いで乗り切った時代なのでしょうか。

ただし、過去の出来事の修正は、現在にも影響する、すなわち歴史を変えてしまうので、マーティンもビクビク。

そして、そんな風にビクビクしつつも(若い時分の)自分の父親を奮起させるよう頑張るマーティン。結果はさて?!

出典はアマゾンさん。

 

親子がそこそこ仲悪い設定

最近、インスタでも、親子仲良しアピールよく見ます。

親子仲良しは、もう、デフォルトのようです。

仲悪いと言いますか、親もしくは世間との葛藤から、成長もしくは、新しい道を模索するという青春ストーリーは、以前からよく見かけました。もちろん、そんなストーリーは、80年代から始まったわけでも、80年代特有のものではありませんが、もう、そんなストーリーが受け入れられる時代は、とっくの昔に終わっているのかも。

80年代を代表する、ダイ・ハードも、この作品も、まぁまぁ、親子間の仲は悪い設定です。

個人的には、わざわざ親御さんの悪口を言いたてるのも面倒ですし、80年代が、ちょっとした厨二病のような気します💦

そんな環境ですし、特に80年代であれば、親の恋愛なんかは、親が急に生身の存在になるので、極力、自分から遠ざけておきたいと願っていた人間は多いはず。

一方、わざわざタイムマシンを使ってまで、親の恋愛に影響を行使しようという、一歩も二歩も踏み込んだマーティン。親御さんとの間柄も、ギシギシするというものです?!

 

親の恋愛をサポート

ところが、主人公のマーティンは自分と同世代の、高校生のときの両親を結びつける役割を引き受けます。愛するお父さんを想ってというやりは、自分の冴えない環境改善のためという、割にドライな動機です。ここらへんも80年代ぽいのでしょうか。

とはいえ、そんなドライな動機も、歴史の流れが変わって、もしかすると二親が結婚せず、マーティンが生まれてこない可能性でてきたためです。ですので、前向きな気持ちというよりは、絶体絶命だから、やるしかないだけなんですが、80年代特有なのか、なんか、潤いがないと言いますか、カサカサ感感じます。

ちなみに、この辺りの時代のカサカサ感は相当なもの。80年代ならぬ、70年代の公開ですが、邦画で、そんなカサカサ感をよく伝える、いいのが出ています↓

 

とはいえ、マーティンもそんなに大したことをやるわけではありません

時空を超えてまで実行するのですが、ただ、

  • ①シャイな父親にハッパをかけ、
  • ②イケイケの母親に、もうちょっと、女性らしくしてほしい

と頼むだけ。

あれれ。

随分、他愛ない。

それが魅力なのか?!

これで押し切る、80年代を代表するスピルバーグ監督はすごい。。。。凄いのか?!

 

スピルバーグ監督・プロデューサー

最近はあまり耳にしませんが、80年代はもちろん、長らく、ヒット作を供給し続けた名監督・名プロデューサー。一番有名なのは、スターウォーズでしょう。

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (吹替版)

出典はアマゾンさん。

ちなみに、スターウォーズは80年代ではなく、70年代がスタートです。

 

また、次回。

 

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