カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【ホーキング 宇宙の始まりと終わり①】星が自らを支えられない、重力崩壊の果て=特異点。星の一生を描くドラマの永久的再現😊

こんにちは、カタツムリ系です ホーキング博士の著作を読み続けて思います。そう、彼の著作の多くは「宇宙の始まりと終わり」についての内容です。 そして、沢山の考慮すべき要素はありつつも「特異点」と呼ばれる不思議な一点を巡って、恐ろしく多彩な考察…

本能のスナイパー伝説復活【山猫は眠らない2】人としてより、兵士としての死を望む男。秘められた、もう1つの使命。時折、いいヤツ。

こんにちは、カタツムリ系です 前作では、多少、ツンデレな部分も見せた、トム・ベレンジャー演じる、少しくたびれた?!ベケット上級曹長。 今回は、さらに、老いが彼を苦しめます。 しかし、そこは、歴戦の勇士ベケット。生まれながらの兵士の底力を見せつ…

【眠狂四郎 人肌蜘蛛】死を呼ぶ鴉(カラス)の森での、江戸セレブの密室的な醜い遊戯。狂四郎若き日に母を失う。時折、名刀・無想正宗。

こんにちは、カタツムリ系です。 もともと、このシリーズは、オカルト・テイストの強い作品。主人公の眠狂四郎は非情で、手向かう敵にはすぐ刀をふるいます。しかし、いつにも増して、死の匂いの濃い本作。もう、本シリーズ11作目。円熟の演出。 【目次】 お…

【ホーキング、ブラックホールを語る①】イメージ向上気味のブラックホール💦ここでは、荒々しいまでの実態を活写。BBC放送の書籍化。

こんにちは、カタツムリ系です 昨年亡くなられた、車椅子のホーキング博士。アインシュタイン同様、やたら有名ではあるものの、誰も、彼らが何をしているか、何をしてきたかについては、あんまり知らないでしょう。そういう私も最近、ちょっとずつ、知り始め…

【ムーチューブの、✖️進化系◎深化系新番組】「ムー民倶楽部」。一発目の出し物は「百人一首魔方陣」。B級チック🥴濃いアングラ度🥴

こんにちは、カタツムリ系です。 ナニゲニ、勤勉な「月刊ムー」と「ムーチューブ」の作り手の人たちいろんな困難を乗り越え「世界の真実を語る」という高い志をもつメディアゆえ、休んでいる暇など無いのかもしれません ——————————————————————— 【目次】 ム…

【ジェイソン・ボーン】孤独で心優しい戦闘マシーンが防戦に次ぐ防戦を強いられます。そして自分探しの旅は終わらない。ややランボー化💦

こんにちは、カタツムリ系です 帰ってきましたマット・デイモン演じるジェイソン・ボーン。 そのジェイソン・ボーンの最終章。救いのないヒーローが帰ってきたことの安心感と、救いのない環境から逃げられぬボーンの人生のゆくえの切なさ。 前回の記事↓ ————…

【ホーキング、未来を語る】いまだにアインシュタインの相対論は嘘くさいと言う方がいるらしい💦洋梨の形をしている「時間モデル」登場。男前のホーキング博士😊

こんにちは、カタツムリ系です🐌 なんと世界で一千万部売れたという前著「ホーキング、宇宙を語る」。そして P-7 ロンドン・サンディ・タイムズのベストセラーリストに四年以上のりつづけました。 ホーキング博士は天才なのでしょうし、彼が操る議論が私に理解…

【眠狂四郎 女地獄】勢力争いに巻き込まれること再び。幸薄い兄弟が犠牲に。孤独で一途な剣士にも死が。眠狂四郎が、独りまた生き延びる。

こんにちは、カタツムリ系です 「女地獄」。 なんというタイトルでしょう最近はあまり耳にしませんが「犯罪の陰に女あり」とか、後ろに引っ込んでいるように見えて、実は鍵を握っているのは女性という見方。しかし、眠狂四郎はもともと 地獄のような格段の剣…

【佐藤文隆先生の量子論】レジェンド教授の、渾身の講義😊「粒子・波動の二重性」という悩ましい現象を、二重性格の「珍獣扱い」💦

こんにちは、カタツムリ系です ブルーバックスシリーズでは、何度もお世話になっている佐藤文隆博士の著作。この方の特徴ですが、理系どっぷりというよりは、かなり哲学チックなアプローチをされます。例えば、次の「量子力学のイデオロギー」とか↓ そして、…

「ダ・ヴィンチ・コード」続編【天使と悪魔②】カトリック教会総本山と最先端素粒子を人質にとるワールドクラスの犯罪💦

こんにちは、カタツムリ系です ローマ・カトリック教会の闇の部分に迫る、この「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ。前回の記事↓に続き、この濃い物語を追います ———————————————————————— 【目次】 作品紹介(再掲) 事件解決の手がかりの華やかさ ヴァチカン…