カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

マルチ・バース

1万年かかる計算を200秒で済ます量子コンピュータ💦【宇宙は「もつれ」でできている】超高速化の秘密は、この「もつれ」。

こんにちは、カタツムリ系です 物理、特に量子論は、レーザーだとか携帯電話にも活用されている最新技術の、バックボーンにもなっている、働き者です。 コンピューターとしての機能も、この量子力学が格段に向上させているという、最新のニュースも見かけま…

【光と物質のふしぎな理論】量子電磁力学の、電気への新しくて不思議な視点。電気力は重力より40桁強い

こんにちは、カタツムリ系です 量子電磁力学の専門家ファインマン博士の著書。何度か記事にしていますが、最新のものはこれ↓ これも、ポピュラーサイエンスのはしりなんでしょうか。最新の物理を語りつつ、きっちりエンタメになっているところは素敵です。 …

【マクスウェルの悪魔②】「神の見えざる手」的悪魔vs「不可逆」的エントロピー。まさに悪魔的な混乱💦

こんにちは、カタツムリ系です マクスウェルの悪魔、という仮説が本当なら、時間は取り戻せるし、こぼれたワインは元の通りグラスに収まるという「可逆性」を認めることになるのだとか。もともとは熱力学だけの問題だったのかとは思いますが、電磁気学創立の…

メカといえばジブリの戦闘機【制御工学の考え方】メカをコントロール(制御)するテクノロジー

こんにちは、カタツムリ系です もともとプラモデルにも大して興味もなく、車にも、さほど関心は高くありませんでした。いわゆる工学系には、縁遠い私。しかし、なんの気なしに手にした本↓で、そのメカニズムについては、その「カラクリ」加減が、微妙に楽し…

【佐藤文隆先生の量子論】レジェンド教授の、渾身の講義😊「粒子・波動の二重性」という悩ましい現象を、二重性格の「珍獣扱い」💦

こんにちは、カタツムリ系です ブルーバックスシリーズでは、何度もお世話になっている佐藤文隆博士の著作。この方の特徴ですが、理系どっぷりというよりは、かなり哲学チックなアプローチをされます。例えば、次の「量子力学のイデオロギー」とか↓ そして、…

【繰り返される宇宙】ビッグバンを特異な存在から引きずり下ろす「ループ量子重力理論」。重力と逆向きの「新しい斥力」の衝撃💦

こんにちは、カタツムリ系です 宇宙は分からないことだらけ。地上も分からないことだらけ。そんな中でも、物理業界は真の姿を科学的に解明することを、飽くなき目的としているようです。 そんな、物理業界ですが、新しい有望な理論に名前をつけたようです。…

【強い力と弱い力】✖︎コテコテの漫才コンビ名 ◎神の素粒子を導く力。安易なネーミングを超え、太陽を燃やし、地震を誘い、原子を維持。

こんにちは、カタツムリ系です タイトルは「強い力と弱い力」と、かなりユルイです。決して、アメトーーク!に出てくるような、力自慢とひ弱な二人で結成した漫才コンビ名などではなく、原子の中で働く P-19 どちらもミクロの世界で働く力に付けられた、れっ…

【地球進化 46億年の物語①】我々は地球から生まれ地球に戻ります。壮大さスターウォーズ級😊コメントの奥深さヨーダ級😊

こんにちは、カタツムリ系です この本もブルーバックスさんから出ています。若干ぶ厚めの本ですが(377ページ)、ほかの本同様、一回の投稿でまとめるつもりでした。でも、地球46億年の物語。そんな訳にはいかず、数回に分けてレポートします。ちなみに、この…

広島・長崎①【原子爆弾】暑い夏の日の、人類の叡智がたどり着いた寂しい結末。ブルーバックス。

こんにちは、カタツムリ系です 原子爆弾というワードはかなりマイナスのイメージしかありませんよね。まぁ、爆弾ということは、人を傷つけてしまう武器ですし、当然と言えば、当然ですね。広島や長崎の記憶もありますし。また、同じ技術を活用した原子力も、…

【量子論がみるみるわかる本】宇宙は虚数の時間で生まれ、生まれた場所は不明。宇宙は聖書的にして魔法の世界さながら。

こんにちは、カタツムリ系です この良心的なシリーズの量子論版です。原著者の佐藤勝彦博士の碩学ぶりはもちろんのこと、ライターの方が、かなり、優秀かつ丁寧な仕事をされる方なのかもしれません。 [図解]量子論がみるみるわかる本(愛蔵版) 作者: 佐藤勝彦…

【ゼロからわかるブラックホール】「宇宙の墓場」から「宇宙のレジェンド天体」へ。重力波経由で宇宙誕生の瞬間を。多元的宇宙も視野に。

こんにちは、カタツムリ系です もともとは、月刊ムーの三上編集長がメイン・スピーカーとなって、月刊ムーの楽しみ方を解説するユーチューブ投稿「ムーチューブ 」が面白い!と思って始めた物理関係の読書。 特に、マルチ・バース、日本語に直すと「多元的宇…

【量子論を楽しむ本】量子論NAVER的まとめ。ニュートン的な美しい世界観の限界と自然の曖昧さがもたらす、アインシュタインの苦痛。

こんにちは、カタツムリ系です またまた、大御所の佐藤勝彦博士の著作。色々読み比べると、よく分かりますが、この方の著作はたしかに手強いです。だけど、同時に、確実に面白い文章力というのもあるでしょうが、発想の柔軟さと、サイエンスに対する真摯さが…

【相対論を楽しむ本】相対論はアインシュタイン無しでもあり得た💦パラドックスの嵐💦特殊相対論ではロケット移動の兄に浦島太郎効果。

こんにちは、カタツムリ系です 先に、同じ佐藤勝彦博士の「量子論を楽しむ本」という本を見つけました。まだ目を通してはいないのですが、関心が先走りして、もう一方の物理学の大黒柱である「相対論」はどうかな、と思ったら、ちゃんと用意されてました な…

【重力波とはなにか】当時の検索トップキーワード。時空の歪みがもたらす重力波という極小な存在。未踏の宇宙誕生まで食い込む破壊力。

こんにちは、カタツムリ系です 2016年に発見された、重力の「波」である「重力波」。当時は新聞紙上も賑わせ、ネット検索のワードでもトップになったようです。そして、その翌年の2017年のノーベル賞は、重力波を初観測した研究者の方に送られたようです。 …

【相対性理論と量子論】一粒で二度美味しい本。光速で動くと、鏡の反射が遅れ自分の顔は見られない?!アインシュタイン少年の夢再び。

こんにちは、カタツムリ系です 佐藤勝彦博士という、宇宙物理とか相対性理論では、かなりの大御所がいらして、例えば、雑誌Newtonあたりの監修も手掛けられることもあります。 ただ、いまだに最前線で活躍されているせいか、時間不足気味で、最近は、口述➕推…

【宇宙誕生以前へ③】無から生まれ、再生し続ける宇宙。暗黒で空っぽな、その二兆年後💦宇宙一生のマジカルミステリーツアー😉

こんにちは、カタツムリ系です 大急ぎの宇宙の一生ツアー。そして、ぎゅっと詰まった解説。ベストセラーになるわけですそして、サイエンスに真摯であれば真摯であるほど、熱くなり、炎上も増えたよう。疲れる毎日でしょうが、本書↓の筆者、ローレンス・クラ…

【余剰次元と逆二乗則の破れ】地球が壮大な宇宙王の地位から後退。重力半径への注目。極小の余剰次元とブラックホールの降臨。

こんにちは、カタツムリ系です🐌 すごいですねぇー。このタイトル。 余剰次元。余った次元? 逆二乗則。「逆」の法則?語感が強い。 なんだか訳が分からないと思ったら、案の定、ブラックホールへもつながる内容でした。 あと、特筆すべきは、筆者は理論物理学…

タモリ倶楽部的マニア地獄【交流のしくみ】だいたい交流って何だ!?

こんにちは、カタツムリ系です 直流だの交流だの変圧器だの、海外出張に行くときにケアすべき項目ですが、今まで、ちゃんと理解したことはなかったですね。たしかに、モヤモヤしてました。しかし「交流のしくみ」というタイトル。なんと、地獄的に地味なんで…

【不自然な宇宙①】至る所で起こる無数のビッグバン。クレオパトラの鼻がもっと低かった世界が複数出現

こんにちは、カタツムリ系です いやぁー、この本、強烈に面白い。他の本が 口を濁している、もしくは 丁寧に説明していない、もしくは 私の理解が及ばない ような事象も、かなり念入りに説明されてます。「目からウロコ」級の傑作 不自然な宇宙 宇宙はひとつ…

【宇宙誕生以前へ②】炎上上等の魁‼︎男塾的直進行軍💦無数に起こる⁉︎ビッグバン💦駆け足の宇宙一生ツアー

こんにちは、カタツムリ系です 本書↓の筆者ローレンス・クラウス博士。「魁‼︎男塾」的な喧嘩っ早いスタンスとは別に、とても丁寧に、とてもフレンドリーに解説を進められています。 魁!!男塾 - TOEI ANIMATION しかも、かなりの急ぎ足で、宇宙誕生から現在…

【輪廻する宇宙】輪廻するビッグバン。繰り返すインフレーション。不確定性原理を抱えて膨張する宇宙。

こんにちは、カタツムリ系です 「輪廻」なんて、かなりムー的ただし、実際問題として、ブルーバックスなり、物理学の先生が使うボキャブラリーとしては、エッジが効きすぎていて、周りから色々と騒音が聞こえそう実際、 P-10 最新の宇宙論を説くこの本も、も…

【物理・こんなことが、まだわからない】テレビ出演ほか元・売れっ子大槻教授のサイエンス愛とボヤキ😊

こんにちは、カタツムリ系です 著者は大槻義彦さんと言って、大学教授で科学者。テレビ番組にも過去、たくさん、露出されていたようです。おまけに、月刊ムーの三上編集長の出身大学、筑波大学の先生だったらしいです。 なお、YouTubeあたりで過去出演された…

【宇宙誕生以前へ①】ウーマン村本さん的炎上系科学者。愛と情熱の「そもそも宇宙論」

こんにちは、カタツムリ系です とかくディスカッション好きな先生、という感じの筆者。ローレンス・クラウス博士。アリゾナ州立大学の宇宙物理学者。自らのツイッターやユーチューブのアカウントからの情報発信にも積極的な人。サイエンスへの情熱、そして、…

【宇宙論への招待】NAVER的宇宙論のメイン論点まとめ

こんにちは、カタツムリ系です こうやってムー的宇宙の本を探していくと、いっぱい本が出ているものなのですね。月刊ムーの三上編集長も量子力学あたりのご専門らしいです。「ムー的物理」みたいな本を出して頂けないものでしょうか。あとは「封神ヒーローズ…

【地球46億年 気候大変動①】CO2「温室効果」による気候温暖化と火星人類居住化計画

こんにちは、カタツムリ系です 地球の年齢は、46億歳だそうですが、如何にして、現在のような姿に収斂してきたのかという、ドキュメンタリーと言いますか、ドラマと言いますか、そうしたレポートはいくつか目にしています。しかも、たいていは、かなり面白い…

ブラックホールは宇宙論のレジェンド【巨大ブラックホールの謎】美しく、そして、虚数「i」を通した、宇宙の根源への窓口。

こんにちは、カタツムリ系です かつて、と言っても、テレビアニメの鉄腕アトムがヒットしていた頃(1960年代〜)のことらしいですが、ブラックホールというのは、かなり人気あったようです。 鉄腕アトム(1963)|アニメ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL あと…

宇宙論にも「タブー」と「忖度」あります💦【言ってはいけない宇宙論】

こんにちは、カタツムリ系です 「宇宙論」という言葉があるのですね。あまりに広すぎるカバー範囲をもつ、このワード。しかも「言ってはいけない」という、宇宙論のタブーを取材したもの。宇宙論にタブー?! 宇宙全般を扱っている点、テーマは壮大ですが、…

タモリ倶楽部的地味系マニアックさ😊 【電磁波とはなにか】

こんにちは、カタツムリ系です 「見えない波を見るために」なんて、サブタイトルで謳っています。だいたい、電気の波がイチイチ目に見えたら、うるさくて仕方ありませんまたまた、タモリ倶楽部的な、地味でマニアックなトピックの始まりです 電磁波とはなに…

【あっと驚く科学の数字】NAVERまとめ的宇宙と氷河期と太陽と

こんにちは、カタツムリ系です 科学の世界で、注目されているトピックに関する数字を集めたもの。宇宙全体のこともあれば、身近な?太陽もあれば、もうすぐやってくるかもしれない氷河期も対象に含まれます。 とは言え、こんな風に、エッジの効いた数字を並…

【ムーチューブとはUFOのこと】幻のUFO文書@アメリカ

こんにちは、カタツムリ系です 主な内容は、アインシュタインとオッペンハイマーとの間で交わされた書簡。しかも、その中に、UFOに触れた内容のものがあるようです。 2016年3月号 幻のUFO文書 アインシュタイン/オッペンハイマー書簡 MUTube(ムー チューブ…